屈折望遠鏡 Vixen ED70SS分解清掃~まぁ安い筒ですからやっちゃいます

お久ぶりです(^^)
久しぶりのブログ更新ですが「Vixen ED70SS分解清掃」と言う突拍子もないタイトルでスタートです(笑)

普段ガイト鏡として使ってるVixen ED70SSを何気なくレンズを覗いて見ると
なな、なんとぉ~!!レンズの1/3曇っているではないですが!!
外から軽くふき取って見ましたが全く落ちる気配がない。どうやら2枚レンズの内側が曇ってしまったらしい。
恐らく雨水が進入してしまったと思われる。。。。(--;
反射望遠鏡と違って屈折望遠鏡の分解清掃は少し勇気が要ります(^^;
普通であればVixenに修理依頼をするところですがまぁ安い望遠鏡ですし自分のお勉強にもなるので分解、清掃する事にします。
安い望遠鏡とは言えVixenのEDレンズ少しだけ慎重になります(笑)

では早速分解して見よう!まずはフードを外す事に
あれれぇ?強く締まり過ぎてフードが回らない外れないです(^^;
レンズ側がクルクル回ってフードが取れない

どうしたものかと試行錯誤、ゴム手袋をして回して見たり色々試したけど外れない
よし!ガムテープを巻いてレンズが回らないようにして見よう!
こんな感じです(^^)

するとどうでしょう意図も簡単にフードを外す事が出来ました。

このやり方が常識なのか?誰もが知ってる方法なのか分かりませんがこれはいいかも!
外せなくなった延長筒なんかもこの方法でやればきっと外せますねφ(.. )メモしておこう
無事にフード、レンズ、筒に分離出来ました。

次に2枚レンズを分離させる作業です。
両サイドに溝があるのでカニメレンチで回して外すのだろうと想像が付きます
躊躇なく両サイドの溝にレンチを咬ませてクルリンパ!

はい外れました(^^)

レンズ2枚とそれを抑えるリングが外れました。
この構造なら光軸も何も無いであろう!きっと、そうであろう、そう信じます。。。。
ブロワーで埃を払ってカメラレンズ用のレンズクリーナとクリーニングペーパーで拭き拭き

無事レンズの汚れ曇りも取れてピカピカになりました。


と言うわけで、大したお話、内容では無かったですが、分解が怖いなぁどうしようかなぁと迷った私のような天体初心者の方がもしいらっしゃいましたら是非ご参考に!(^^)

VixenED81Sのように箔でレンズを抑えてるようなタイプの望遠鏡はきっと分解しちゃいけないのだろうなぁ。。。知らんけど
今回の作業はVixenED70SSに限った作業ですので
くれぐれも光軸合わせが必要な高級な屈折望遠は、責任が取れないのでやらないでくださいね(笑)

最後に、このVixenED70SSは安い割には中々良い望遠鏡だと思います。
D=70mm FL=400mm(F5.7)と程よい焦点距離
レデューサー入れて300mm前後、北アメリカ・ペリカン、アンタレス付近等など丁度良い画角に収まります。
もちろんレデューサーが必須ですが撮影でもバッチリ使えます。
残念ながら製造中止、完売商品ですけど。。。。
今はガイド鏡として使ってますがこれからも大切に使って行きます。

観測小屋(もどき)の制作~ついに完成その4

前回まではドアを作ったところまででしたが遂に完成しました!
土、日、祭日をフルに使ってなんとか14日間で終える事が出来ました(^^)
全て1人でやったのでちょっと日数はかかりましたがまずまずの速さではないでしょうか?

最終仕上げとしてまずは床張り
ここはケチらず2x4の板10フィートを31本贅沢に使いました。
根太はウッドデッキを作った時と同じ要領で組みました。
ピラーの箇所は振動が伝わらないように工夫します。
工夫と言っても単に他の床板に触れないようにしただけですが(^^;

屋根材として波板を貼りました
波板は安っぽい感じになってしまうので本当は使いたく無かったのですが思った以上に費用が掛かってしまったのでここは妥協です(--;

雨漏りの最終チェック
雨漏りしそうな隙間はしっかりコーキングで埋めました

配線周りは後程ゴチャゴチャしないように出来るだけシンプルにしようと思う。

AC電源装備
外についてるコンセントから延長コードを自作引きました。
延長コード水道管に通して地面に埋めました。

ピラーに望遠鏡を載せます。
なんと!赤道儀アダプターに付属されてたナットだと小さ過ぎて嚙み合わない事が判明
M6の高ナットを代用する事で回避です。
これでドリフト作業もバッチリ!

最後にDRAGONDEMANDの定番になりました飾りのステッカーを張って終了!

星見小屋での初撮影です。

M101回転花火銀河
SBIG STT-8300M/VIXEN AX103S/レデューサHD/ガイド鏡VIXEN ED70SS
L画像(120secx90)
今までのポジションでは撮影出来なかった対象です。
北方面が広く撮影出来るようになった反面南が厳しくなってしまった。
オリオン大星雲がギリ写らない感じです。

M3球状星団
SBIG STT-8300M/VIXEN AX103S/レデューサHD/ガイド鏡VIXEN ED70SS
L(120secx30)、RGB(各120secx10)

M13球状星団
SBIG STT-8300M/Celestron C8/ガイド鏡240mmガイドスコープ
L(120secx50)、L(5secx50)、RGB(各120secx10)

そしてニワトリライフを更に充実させるためにフィルターを購入
・サイトロン Quad BPフィルターII 52mm
・アストロノミック Pro-Planet 642 36mm
もうしばらくは何も買えません。。。。。。。(T-T)

観測小屋(もどき)の制作~DrgOnBaseその3

観測小屋(もどき)の制作がその3まで来ました。
前回はピラーを立てたところまででしたがあれから二週間、土曜、日曜、祭日の5日間も時間が取れたので一気に作業を進めました。
柱を立てたので屋根作りの準備
屋根作りはノープランだったので現物合わせで制作して行きます。
筒と赤道儀をピラーに載せて高さを確認します。高さはこれくらいかな?(^^;

視野はこのようなイメージになります

壁の色見も確認したかったので側面1っカ所だけ巻くって黒で試し塗
黒(^^)イイ感じではないでしょうか?
ついでにピラーも黒で塗装

屋根を組み上げます
分かっていましたが屋根作りが一番大変です。

雨漏りしないように継ぎ目はしっかりコーキング

やばっ!ちょっとデカすぎたかもです!しかも重すぎる。。。。
パネコート1枚当たり12kg計算すると屋根半分で40kgもあります
こりゃあかーーん。
と言う事で半分の高さに調整まぁ許容範囲でしょうか。。。。
屋根は赤で塗って見たがうぅーーーんイマイチ
何かに似てる、見たことある!
あっ!これはまさしくキン肉マンハウスだ!(^^)

まぁフェラーリカラーだと自分に言い聞かせこれで良しとします。
フードを付けても開閉出来ます。

次にドアを作ります
ノブはシャレタのにしたかったのでAMAZONで事前に調達しました。
AMAZONで購入したのがこれ

届きました!中々カッコエエじゃないですか!

早速取り付ける事に(^^)っとその前に商品の確認
内鍵の施錠OK、解除OK、外鍵。。。。えっ!?ロックされません。
まさかの不良品?
泣く泣く返品しました(T-T)
結局ショボいドアノブをホームセンターで入手です。

取り付け位置はど真ん中!仮止めしてイメージを確認

2枚の板と枠組みで手作りします
ホールソーで指定された箇所に穴を開けてドアノブを取り付けます。

完成したドアがこちら

ドアを取り付けて塗装して完了

スライドルーフオープン

これで8割完成です
残すは屋根の一部と内装と飾り付け。
観測小屋(もどき)の制作~DrgOnBaseその4へと続きます