ジェットボイル(JETBOIL)〜小さな火力で素早く沸騰

突然ですが1月、2月になると観測地はとても寒くて苦労しますよね
機材も凍る体も凍る死活問題です(^^;;
めちゃ寒い時、そんな時は熱熱のカップ麺(^^;体も心も温まります
でもこれがまた極寒の地だとガスコンロがまともに機能しなくてお湯を沸かすのも一苦労なんですよねぇ。。。。。
当初はコールマンのスポーツバーナーを持ち込んでたのですが火が安定せず明るい明るい(^^;
これでは周りの人に迷惑をかけてしまうので最近では家庭用のカセットコンロを持ち込んで使っております
しかし!!
ガスの種類にもよるようですが点火しない、ついてもトロ火。。。。
完全に沸騰するまでヘタすりゃ30分以上!(T-T)これは耐えられない

とまぁこのような事情がございまして今回この子を買って見ました
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じゃじゃじゃん!

「JETBOIL ジ ェットボイル」

種類は大きく分けて高性能モデル、ベーシックタイプ、シンプルタイプの3つがあるようです。
今回はベーシックタイプのFLASHをチョイス(^.^)

通常一般的な物の熱効率が30〜40%程度に対してジェットボイルは80%以上の高い熱効率!
ガスの消費量もおよそ1/2程度。
その秘密は、「フラックスリング」と呼ばれるフィン状のリングが、熱損失を最小減に抑えてバーナーの熱を吸収し、小さな火力でも素早く沸騰し、燃費も非常に良好です
なんて素敵なんでしょう!

全てのパーツが本体に収納できるのでコンパクトで持ち運びも便利ですね

デザインに飽きたら1500円程度で着せ替えも出来るようです

ちょっと待って、ちょっと待ってお兄さん!
実はこれ単に着せ替えだけが目的では無いのです!
へぇ〜へぇ〜知らんかった(^^;;
ただの模様だと思ってたのですがインジケーターになっており沸騰を色でお知らせしてくれると言う優れもの(^^)
無駄な燃料を消費しないで済むと言う事なんです!なんてお利口さんなんでしょう。

これでぬるま湯の半生状態でカップ麺を食べないで済むかなぁw
まだまだ寒い日は続きますのでこの子「JETBOIL」に期待します。

遮光環付フード/セレストロンC8/天体望遠鏡用

春に向けての準備開始

C8のファーストライトを終えてフードについて少し不安があったので解消する事にしました。

セレストロン純正の巻きフードは正直使い勝手が悪い、
単純に巻きつけるだけなので筒に対して真っ直ぐ装着出来ているのか?
フードの口径が小さいのでケラレがないのか?などなど。。。。。

何是フードを作成するのは初めての事なのでどうやって作るのか良く分かりません(^^;
作成する前に調べてみると遮光環付のフードなるものがあるようです
見た目カッコ良くて機能性もバッチリっぽい!

と言うわけで皆さんもよく自作されている遮光環付フードを作って見ました!
我流が入ってますので間違った点を発見したらアドバイスを下さい!(^^;
作る過程で失敗した経験談を踏まえながら私なりに気付いた点を紹介して行こうと思います。

今回作成したフードの画像はこちらです
直径30cm弱、見た目はかなり大きい(^^)

遮光環フード25 遮光環フード24

まず初めに思った事

  1. 本来吸水性を考えて巻きダンボールを使った方がいいのか?
  2. 黒板スプレーを使って塗装した方がいいのか?
  3. 大きさはどれくらいがいいのか?

考えた上で巻きダンボールは安いし加工がし易いけど塗料が剥がれるのが怖いのでやめました

今回はシンプルにシールタイプのフェルト(黒)とシルバーキャンピングマット(8mm厚)をメインで作成する事にしました。
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準備した材料

  • ポリプロピレンシート2mm厚 600×900
  • フェルトシート(切り売り) 600x2500
  • シルバーキャンピングマット8mm厚 1800×900cm
  • 100円の保温レジャーシート
  • 両面テープ

初号機に関しては設計図もどきを作成したのですが今回は現物に直接あてて作成です
緻密な計算が出来ない自分にとってはこちらが手っ取り早いっw
では早速

筒先にシルバーキャンピングマット(8mm厚)を巻きます

最初に筒先に巻くフード(シルバーキャンピングマット(8mm厚))を2重で巻きます。
プレートにかかる部分は切り落としました
この作業で適切なサイズ、装着のやり易さ、安定性が決定するのでかなり重要だと思います(^^)

POINT!
強く巻き過ぎると装着しずらい、弱すぎるとぐらぐらしちゃうので注意
重ねた部分は両面テープでしっかり粘着させます

遮光環フード02

そして今回やらずに後悔した作業

1層目のシートは上下巻き返しをフェルトシートをしっかり巻く
2層目のシートは上部のみ巻き返しを入れてフェルトシートを巻いておく

後から作業するのは大変なので事前にやるべきでした(^^;

2重巻きにしたその上からさらにもう一枚マットを重ねて3重にします

高さは重なった分+5.5cmでカットします。
下から見たところはこんな感じで3重です
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なぜ+5.5cmかと言うと使ってる1mの定規の高さが5.5cmで以後の作業で都合が良かったからです(^^;
作業効率はこれで少し捗りました。
遮光環フード27

高さ5.5cm、3層目と同じ幅であらかじめ4枚カットしました

カットしたら輪っかにしてガムテープで仮止め
遮光環フード01

内側にシールタイプのフェルトを貼ります

遮光環フード04
※必ず輪っかにしてから植毛紙を貼りましょう!でないとシワシワになっちゃいます。なのでフェルトの幅は少し長めで

遮光環となるリングを切ります

材料はポリプロピレンシート2mm厚を使いました
内側の切り抜き部分は材料が勿体ないけど強度を重視して1枚ものでリングを作成します
今考えると内側を綺麗にカットして口径の小さい望遠鏡で再利用すれば良かった。。。。。

遮光環のサイズ決定と切り抜き

C8は口径が8インチ(203mm)マットの厚みが8mmそれが3重構造なので8×3の24mm筒の厚みを考慮して。。。。。
なんて難しい事を考えてもしょうがないので定規で実測
直径は28cmでした。
なので直径28cmの円を切ります。
サークルカッターとか言う便利なものがあるようですがこれが意外と高価で。。。
小さいものなら買えそうだけど直径28cmと言う大きさが切れるようなものはとてもお高いです
と言う事でサークルカッターの購入は断念します(^^;

ではコンパスとハサミで!
と思ったのですがうちには幸いな事にカッティングプロッタがあるので
こんな形の円を切り出しました
遮光環を5枚取り付ける予定なので5重の円です
よ~く見ると5重で切れてるのが分かりますね。
遮光環フード05

遮光環は外へ行くに従って輪を広くして行きます
どれぐらいのスパンで広くして行けばいいのか?今回は単純に5で割って5mm間隔(^^;
なんか微妙な幅だけどいいのかな?

PPPシートにカッティングシートを貼って外側と内側を切り抜きました

遮光環フード06

さらに切り抜いた円をPPPシートに両面テープで貼りあわせ
同じサイズで外側と内側を切り抜きました
貼り合わせ たPPPシートを剥がしてまずは1枚完成
遮光環フード07

2枚目
同じくカッティングを貼った方のPPPシートを先程と同じように両面テープで貼りあわせ
さらに内側の層と外側をカットします
2枚目完成

これを5回繰り返して5枚のリングが完成です
遮光環フード09

リングの裏表にフェルトシートを丁寧に貼りました

フェルトのシートを無駄なく有効に使うためリングを4分割して貼って行きました
ここでもカッティングのプロッタが大活躍4分割したリングの形に少し余白を持たせて裏表分の8枚
リングは全部で5枚なので計40枚作成
これを本来全部手切で!(^^;考えるとぞっとします。

遮光環フード11

内側は切れ目を 入れてこんな感じに折り返しました。
外側8mmは見えなくなるのでクオリティは気にしなくても良いかも知れませんが一応綺麗に貼って見ました。

遮光環フード10

ここまで来たら後は楽ちん!ゴールが見えてきました

リングを挟みながらフードを積み上げ

幅が広いリングと植毛紙を貼ったシルバーキャンピングマットを挟みながら積み上げて行きます。
シルバーキャンピングマットの端を合わせながら貼りあわせ積み上げて行きます
意外と簡単に綺麗に積みあがって行くので気持ちがいいです(^^;
間に遮光環を挟んでいるので丈夫でガッチリしてます
仮止め
遮光環フード15
リングにそってガムーテープで仮止め
遮光環フード16

遮光環フード17

遮光環フード18

見た目が汚いのは気にしないでね、後で目隠ししちゃいますので

5階建てにしたら両面テープでぐるぐる巻きに
遮光環フード23

その上から目隠しで薄めのシルバーシートを貼って完成!
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明けましておめでとうございます/軍拡将軍到来~山梨県南都留郡鳴沢村遠征

久しぶりのブログ更新です(^^;

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
天体撮影と言う趣味にドップリのめり込んで早いもので丸3年経ちました(^^)
その3年間で大勢の人達と出会いました。
色々なアドバイスを受けたり、遠征先で合流してお話したり
年末にはそう簡単には会えないであろう大阪あすとろぐらふぃ~の皆さんともお会いする事も出来ました(^^)/
osaka
お陰様でとっても充実した3年間を過ごす事が出来ました!
飽きっぽい性格の自分がこれだけ長く楽しくやって来れたのも偏に皆様のお陰でございます。
今後とも引き続きお付き合いよろしくお願いします。

さて残念ながら年末は、軍備拡張に力を入れ過ぎたのと天気にも恵まれずと言う勝手な言い訳ですが(^^;まともな成果を挙げられずでした。

早いところお披露目出来そうな写真をGETしなくては!
と言うわけで年明け一発目の遠征は
山梨県南都留郡鳴沢村の全国育樹祭記念広場まで行って来ました!
今回はとってもお久しぶりのKola29さんとやまぎりさん、そしてみつさんと合流です。
現地には16時に到着、時間に余裕をもって設営するつもりが新機材の導入、準備不足もあり(^^;辺りはすっかり真っ暗。。。。。
この日はしぶんぎ座流星群と言う天体イベントがあるせいなのか、車の出入りが多くて。。。。。。。(^^;
そして夜半過ぎからは残念な事に雲の襲来(ノω・、) ウゥ・・・
ド定番の天体ですが、馬頭星雲とプレアデス星団の2天体をGETです

取り急ぎ馬頭星雲、プレアデス星団はまた後日

暗黒星雲IC434(馬頭星雲)、散光星雲NGC2024(燃木星雲)
17bato
撮影日時  :2017/01/03 17:00~
撮影地   :山梨県南都留郡鳴沢村
光学系   :GINJI-150FN / MPCC-MARK III
架台/ガイド:KnekoEQ6Pro / 60mm/f4/240mmガイドスコープ / ASI120MM / PHD2ガイド
カメラ   :CANON EOS KissX6i(新改造)
露光データ :ISO3200:300sec×26
       合計 130分

そしてタイトルにもあります
軍拡将軍の件ですが、内容は以下の通りです(^^;
ほとんど中古品なんですけど数が多ければそれなりの金額に成りますねぇr(^ω^*)))
我ながら「YES バブリー」って感じですw

いやいや(^^)全くをもってバブリーじゃないですけどねぇ

では新しい仲間を紹介します

[赤道儀]
Kenko EQ6 Pro
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[鏡筒]
セレストロンC8
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ちなみにC8で撮った初めての写真はこれ
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やり過ぎたらこんな感じで下品になってしまった
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ビクセンED70SS
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QHY CCD ミニ・ガイドスコープ
焦点距離:130mm
口径:30mm
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[カメラ]
キャノン6D SEO-SP4改造
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[PC周辺機器]
EIZO ColorEdge CG223W
EX3 Calibration Sensor
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Diginnos Stick DG-STK45

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[その他部品]
バーダー コマコレクターレンズ MPCC-MARK III-VIP(撮影・眼視兼用)
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セレストロン F6.3 レデューサー コレクター

ビクセン レデューサー ED 0.67×

ビクセン プレートホルダーSX プレートホルダーSX

ビクセン マルチプレートDX

ビクセン ガイドマウントXY

TOYO LIVING 防湿庫
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道具より腕を磨きなさい!!分かっておりますが。。。。

ご報告まで。