年明け一発目の遠征~M78星雲

2020年1月22日タイトルの通り年明け初めての遠征でした。
最近メインで使ってるEQ6の調子が悪い。。。。
何が原因なのか機械音痴の自分にサッパリ分からずこの日も不調の原因をつかめないまま導入
ですがついに赤道儀が全く機能しないと言う事態に(泣)
不調の原因はなんとなく気づいてました。
ある時から赤経軸がカックン、カックン(@@)
激しくガタがあるようです、大げさではなく左右5mmくらいはカクカクします。いやっもっとかもしれない
EQ6にはいつか六角レンチを差し込む場所がありそこからをバックラッシュの調整をすると言う話を聞いた事があるのですがそんな調整をする勇気はなくずっと放置。。。。
今回は現地でまともに赤道儀が稼働しないと言う事態(T-T)さすがに何もしないわけには行かず遂にレンチを持ち出し、あの穴、この穴、その穴ありとあらゆる穴に差し込んで調子を試みるが全く良くなる気配がない。。。
諦めかけたその時!何気なく黒い円い蓋?を手で回したらなんと意図も簡単に回るではないですか!!
全開に回し蓋を取るとそこには何かが見えます(^^)
でも見た感じ首カックン、カックン、の原因はここではない様です。。。。
なにもせずに蓋を戻しました(手で回して(笑))するとどうでしょう
なんとぉぉ!!首カックンがなくなりました。
どうやらこの蓋が緩んでいた事が原因だったようです。
しかしなぜ?こんな簡単に緩んでしまったのか(--;
EQ6のオーナーなら普通は知ってて当然?いやEQ6オーナー以前に赤道儀たるもの扱う人にはあたり前田のクラッカーなんでしょうか?
まぁ常識かも知れませんが今回のような事で悩まむ人がいなくなるように情報として無知を恥じる事無く載せておきます(^^;;

ちなみにココです

すいません訂正です
Tezさんからコメントをいただいて気が付きました
よくよく考えたら北の方向に向かって右側の黒い蓋を締めなおした時にガタが治った事を思い出しました。
従いまして上の写真間違えで反対側でした。

蓋を開けたところを載せておきます
北に向かって右側
ここが蓋で押さえられていないとベアリングが飛び出てガタが出るようです。

北に向かって左側
ここは単にキャップの役目

今回は辛うじてまだ赤道儀が機能してた時に撮影したM78星雲L画像(15枚)を以前6Dで撮影したものにMIXして見ました
ここはいつもの事ですが右下からのスペシューム光線が激しくて消すのに苦労します。

あの赤道儀の状態では星が丸くなるわけもなく仕方ないと言う事で。。。。。
くれぐれも画像をつまんで大きく拡大する事がないようにお願いします(笑)
構造もトロトロに溶けちゃってますが気になさらず。

M78星雲
撮影日時   :2020/1/21
撮影地    :千葉県いすみ市
光学系    :KASAI GINJI-150FN(改)
架台/ガイド :EQ6 pro / ガイドスコープ60mm / ASI120MM / PHD2ガイド
カメラ    :SBIG STT-8300M、CANON6D SEO SP4
露光データ  :L (360sec×15)/CANON6D SEO SP4(360sec×20)
画像処理ソフト:PhotoShopCC/FlatAidePro/DeepSkyStacker
撮影用ソフト :Astro Photography Tool

おまけです(^^)
鳥も撮影してます。

人に馴れ過ぎたヒヨドリ、ムクドリ、ツグミの近距離から撮影した写真

そして大好きなカワセミ
いつもの池のカワセミ君たちは今年もどうやら元気そうです。